7月2日の日記

2004年7月2日 ポエム
部品が一つ 欠けていて 動かない
おもちゃで 遊べない 
横で声を掛けるよ 遊ぼうって でもおもちゃは
動こうとしない 瞬間がとまったまま
なぜか 動かないはずの おもちゃに
「頑張ろう」 「頑張ろう」ってゆっている
何も変わるはずもなく
むなしく響く 声だけが 昼も夜も 
太陽も困り果てて 月と相談するしまつ
ある時 おもちゃの影が 僕を包んだ
「何をしてるの?」「何をしてるの?」
何も感じない僕はもぅ動けないでも
動かそうとしてる 
その手はもぅあきらめてるのかな?
僕はもぅ動けないでも 僕のそばでは
何かを感じる
横で声を掛けるよ あそぼう 時がまた刻み出す時まで
「頑張ろう」 「頑張ろう」って声を掛けるよ
僕に届くまで
 

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